週刊麻雀考察 第四回 ホンイツ編
2009年10月14日 麻雀考察 コメント (2)今週はホンイツ編。
五段階評価ではこんな感じ。
速効性☆☆☆☆☆
攻撃力★★★★★
防御力★★★★★
先週紹介したタンヤオとは正反対です。
1.速効性
意図的に組む必要があり、他家にもバレやすい。
自力で組むことは困難で鳴きを入れる必要もある。
2.攻撃力
最低2000点だが役牌をつけやすく、役牌が1つつけば5200まで見える。
3.防御力
何でホンイツの防御力が高いのって疑問に思う人はいるだろう。
これは無理なく危険牌の先切りが出来るからである(後述)。
また、テンパイ後はそもそも降りる必要がないので防御を考えなくてよいためである。
基本的なホンイツの作り方。
1.配牌
まず配牌の時点で狙うか否かを決められるのが理想。
例えば以下の配牌があったとする。
一三四六七九九①⑤7西北發發
非常にわかりやすいホンイツ配牌。
面子候補が4つもあれば即決。
ではこれはどうか。
一三四六七九九③⑤⑦西北北發
他の色に面子候補があり、更に役牌もつかない。
これは人それぞれの好みによるだろう。
ではこれは。
一三四六七九③⑤⑥4西北北發
これは行きませんね。
むしろ平和を狙ってください。
ではこれは。
一三四六七九九①⑤7西北發發
最初の例とほぼ同じ。
しかし赤があるだけで両天秤になります。
(發ホンイツ3900~5200、發ドラ2000とそこまでの差はないため)
2.序盤
では先ほどの例から。
一三四六七九九①⑤7西北發發
ここから何を切るか。
多くの人は①から切り様子を見るだろう。
しかしここはあえて⑤から切るべきです。
これこそがホンイツの防御力の高さの秘訣。
将来的に危険になり得る牌を1順目から切って行くことが出来る。
(⑤が赤ドラで両天秤の場合は①切り)
さて、ここでそんな切り方をしたらホンイツやってるのがバレるじゃんって思う人もいるだろう。
そんな人に聞きますがバレて何が悪いのでしょうか。
どうせ6順もすればバレるんですから1順目にバレても一緒です。
バレたとして相手に出来る対応策は2通り。
プラン1.かわし手の製作
速攻でタンヤオ、役牌などを組む。
しかしこの場合相手は例えテンパイしても1枚こちらの危険牌を引くだけで降りざるを得なくなることも多い。
たかが1000点で5200~8000に勝負するなんて愚行です。
そしてこちらはそもそも降りる必要はありませんし振り込んでも1000点です。
プラン2.ベタ降り
敵が一人減りました。
安心して危険牌が切れます。
ツモることを期待しましょう。
稀に相手も勝負手をぶつけてくることがありますが何度も言うように降りる手ではないので気にせず続けましょう。
3.中盤~終盤
カンチャンや字牌を優先して鳴き面子を揃えましょう。
ホンイツは1鳴きが他の面子にまで絡んでくるので可能な限り端からまとめていきましょう。
1、9がポンできるような形はホンイツの理想形。
シャンテン数をあげるためとはいえ中張牌のポンは出来る限り避けましょう。
またホンイツには見限りも必要です。
相手にテンパイ気配があれば点数やシャンテン数と相談して降りるか続行かを決めてください。
続行の場合危険牌を先切りしているので字牌を切ってテンパイなど容易に勝負することが可能です。
降りる場合もこれまでに溜め込んだ字牌(対子、暗刻)を順に切っていけば時間も稼げるので他家がゲンブツを作ってくれるでしょう。
これこそがホンイツの防御力の高さです。
こうして見ると決まり手になるわりにリスクはあまりないように見えます。
しかしホンイツのあがりはあくまでツモ前提で考えてください。
ロンあがりを期待するのは難しいです。
そのため将来当たり牌になるであろう牌の枚数は常にチェックしておくこと。
最後に相手がホンイツ気配のときのかわしかた。
なんてみなさんすでに知ってますよね。
ですが意外と出来ていないのがこれ。
一貫性のあるプレイング。
タンヤオのかわし手を組んでいるときに危険牌を引きました。
1枚だけ通そう。
その牌を鳴かれました。
次の順も危険牌を引きました。
もう1枚だけ。
このもう1枚がアウトになる場合を何度も見て来ました。
なので目安としては2副露。
2副露されたらもう危険牌は切らないでください。
次回は未定。
特に重要な3役については書いたんでそろそろ場について書こうかな。
場の進め方について知ってるとあがれない配牌をもらったときでもうまく立ち回れて試合を有利に運べます。
五段階評価ではこんな感じ。
速効性☆☆☆☆☆
攻撃力★★★★★
防御力★★★★★
先週紹介したタンヤオとは正反対です。
1.速効性
意図的に組む必要があり、他家にもバレやすい。
自力で組むことは困難で鳴きを入れる必要もある。
2.攻撃力
最低2000点だが役牌をつけやすく、役牌が1つつけば5200まで見える。
3.防御力
何でホンイツの防御力が高いのって疑問に思う人はいるだろう。
これは無理なく危険牌の先切りが出来るからである(後述)。
また、テンパイ後はそもそも降りる必要がないので防御を考えなくてよいためである。
基本的なホンイツの作り方。
1.配牌
まず配牌の時点で狙うか否かを決められるのが理想。
例えば以下の配牌があったとする。
一三四六七九九①⑤7西北發發
非常にわかりやすいホンイツ配牌。
面子候補が4つもあれば即決。
ではこれはどうか。
一三四六七九九③⑤⑦西北北發
他の色に面子候補があり、更に役牌もつかない。
これは人それぞれの好みによるだろう。
ではこれは。
一三四六七九③⑤⑥4西北北發
これは行きませんね。
むしろ平和を狙ってください。
ではこれは。
一三四六七九九①⑤7西北發發
最初の例とほぼ同じ。
しかし赤があるだけで両天秤になります。
(發ホンイツ3900~5200、發ドラ2000とそこまでの差はないため)
2.序盤
では先ほどの例から。
一三四六七九九①⑤7西北發發
ここから何を切るか。
多くの人は①から切り様子を見るだろう。
しかしここはあえて⑤から切るべきです。
これこそがホンイツの防御力の高さの秘訣。
将来的に危険になり得る牌を1順目から切って行くことが出来る。
(⑤が赤ドラで両天秤の場合は①切り)
さて、ここでそんな切り方をしたらホンイツやってるのがバレるじゃんって思う人もいるだろう。
そんな人に聞きますがバレて何が悪いのでしょうか。
どうせ6順もすればバレるんですから1順目にバレても一緒です。
バレたとして相手に出来る対応策は2通り。
プラン1.かわし手の製作
速攻でタンヤオ、役牌などを組む。
しかしこの場合相手は例えテンパイしても1枚こちらの危険牌を引くだけで降りざるを得なくなることも多い。
たかが1000点で5200~8000に勝負するなんて愚行です。
そしてこちらはそもそも降りる必要はありませんし振り込んでも1000点です。
プラン2.ベタ降り
敵が一人減りました。
安心して危険牌が切れます。
ツモることを期待しましょう。
稀に相手も勝負手をぶつけてくることがありますが何度も言うように降りる手ではないので気にせず続けましょう。
3.中盤~終盤
カンチャンや字牌を優先して鳴き面子を揃えましょう。
ホンイツは1鳴きが他の面子にまで絡んでくるので可能な限り端からまとめていきましょう。
1、9がポンできるような形はホンイツの理想形。
シャンテン数をあげるためとはいえ中張牌のポンは出来る限り避けましょう。
またホンイツには見限りも必要です。
相手にテンパイ気配があれば点数やシャンテン数と相談して降りるか続行かを決めてください。
続行の場合危険牌を先切りしているので字牌を切ってテンパイなど容易に勝負することが可能です。
降りる場合もこれまでに溜め込んだ字牌(対子、暗刻)を順に切っていけば時間も稼げるので他家がゲンブツを作ってくれるでしょう。
これこそがホンイツの防御力の高さです。
こうして見ると決まり手になるわりにリスクはあまりないように見えます。
しかしホンイツのあがりはあくまでツモ前提で考えてください。
ロンあがりを期待するのは難しいです。
そのため将来当たり牌になるであろう牌の枚数は常にチェックしておくこと。
最後に相手がホンイツ気配のときのかわしかた。
なんてみなさんすでに知ってますよね。
ですが意外と出来ていないのがこれ。
一貫性のあるプレイング。
タンヤオのかわし手を組んでいるときに危険牌を引きました。
1枚だけ通そう。
その牌を鳴かれました。
次の順も危険牌を引きました。
もう1枚だけ。
このもう1枚がアウトになる場合を何度も見て来ました。
なので目安としては2副露。
2副露されたらもう危険牌は切らないでください。
次回は未定。
特に重要な3役については書いたんでそろそろ場について書こうかな。
場の進め方について知ってるとあがれない配牌をもらったときでもうまく立ち回れて試合を有利に運べます。
コメント
僕も麻雀少し打つのですが下手なのでとても勉強になります。
リンクさせていただきますね。よろしくお願いします。